エコキュート6大メーカーそれぞれの違いとは?人気商品11選

LINEで相談 問い合わせ

エコキュート6大メーカーそれぞれの違いとは?人気商品11選

この記事の監修者

富澤 貴弘

群馬県内の電気工事会社に7年間勤め、27歳で独立、TomiDen株式会社設立。 現在は10名のスタッフと共に、WEBマーケティングやご紹介等により獲得した、 BtoB ,BtoCの電気工事関連の業務を数多く担っております。 長い現場生活の中で培った「職人の技術」と「豊富な知識」から、 ご家庭やより多くのお客様に電気工事や家電に関する知識やノウハウをお届け出来ればと思い、 第1種電気工事士として、本ブログサイトにて執筆中。

エコキュート6大メーカーそれぞれの違いとは?人気商品11選

エコキュートは電気と空気の熱を使ってお湯をつくる便利な給湯器です。

最近は新築の家を建てるときに併せてエコキュートを設置するご家庭が増えています。

しかし、多くのメーカーが様々な機種のエコキュートを出しているため、いざ購入しようと思っても、どれにしようか迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。

ここでは、エコキュート6大メーカーの違いや人気商品11選、お悩み別のエコキュートの選び方についてご紹介します。

エコキュート購入を検討している人、どのエコキュートを選べばいいか迷っている人は是非参考にしてみてください。

Contents

エコキュート6大メーカーとは

エコキュート6大メーカーといえば下記メーカーです。

  • パナソニック
  • 三菱
  • ダイキン
  • 日立
  • 東芝
  • コロナ

メーカーによってエコキュートの機能や特徴、省エネ性などに違いがあるので、自分の生活スタイルや設置環境に合ったメーカーの機種を選ぶようにしましょう。

エコキュート6大メーカーのシェア率

エコキュート6大メーカーのシェア率

2019年度『月刊SmartHouse 別冊高効率給湯器専門誌QTOPIA(キュートピア)』によると、エコキュート6大メーカーのシェア率は以下のようになっています。

メーカー国内シェア率
三菱30%
パナソニック23%
コロナ14%
日立12%
ダイキン12%
東芝10%以下
【参考】月刊SmartHouse 別冊高効率給湯器専門誌QTOPIA(キュートピア)

このように三菱・パナソニックのエコキュートが人気を集めていることが分かります。

どちらも省エネ性が高く、近年の光熱費高騰によって、さらに人気を高めているようです。

では、次にエコキュートの違いをメーカー別でご紹介します。

どのメーカーのエコキュートを購入すべきか迷っている人はぜひ参考にしてみてください。

エコキュート6大メーカーの違い

では、6大メーカー(パナソニック・三菱・ダイキン・日立・東芝・コロナ)のエコキュートについて比較していきます。

パナソニック

パナソニックは創立100年以上の老舗企業です。

技術力の高さ・機能の安定感などが理由で根強い人気を誇っています。

そんなパナソニックのエコキュートにはどのような特徴があるのでしょうか。

特徴

  • 便利機能が充実している
  • 省エネ性が高い
  • 狭いスペースにも設置できるものが多い
  • 太陽光発電を使用している人におすすめ

人気機能

機能内容
AIエコナビAIが浴室に人が入ってきたことを察知して、加熱する温度や時間を学習する
ぬくもりチャージ浴槽に残ったお湯の熱を夜間のお湯沸き上げ時に活用する
ソーラーチャージ太陽光発電で余った電力を湯沸かしに使う

電気代

パナソニックエコキュートを使用した時の電気代はその地域の気温などに左右されるため電気代に大きな差が出ますが、月額費用平均は約1,860円です。

以下が、電力会社別のパナソニックエコキュートを使用した場合の電気代です。

電力会社電気代(月額)
北海道電力エリア約2,700円
東北電力エリア約1,800円
北陸電力エリア約1,700円
東京電力エナジーパートナーエリア約2,000円
中部電力エリア約2,000円
関西電力エリア約1,700円
中国電力エリア約1,900円
四国電力エリア約2,200円
九州電力エリア約1,500円
沖縄電力エリア約900円

※使用している機種によって電気代に違いがあります。

また、給湯器全般のランニングコスト(東京電力エナジーパートナーエリア)は以下のようになっています。

給湯器全般のランニングコスト(東京電力エナジーパートナーエリア)
【参考】低ランニングコスト | 特長 | エコキュート | 給湯・暖房 | Panasonic

このようにランニングコストを比較すると、エコキュートが一番経済的だということが分かります。

保証制度

パナソニックエコキュートの保証は無料保証と有料保障の2種類があります。

保証内容料金
無償保証本体・リモコン…1年間
ヒートポンプユニット系…3年間
貯湯タンクユニット…5年間
無料
長期安心修理サービス(有料)契約料金を払って保証期間を延長するサービスで、期間は10年間・8年間・5年間から選べます。10年間…27,000円(税別)
8年間…23,333円(税別)
5年間…10,476円(税別)

エコキュートの修理は一度に数万円かかることも多いので、長期安心修理サービスに加入しておくと安心です。

人気機種

  • HE-NS37KQS
  • HE-NS46KQS
  • HE-J37KQES

では、次に三菱のエコキュートについてご紹介します。

三菱

三菱はパナソニックと共に人気の高いメーカーです。

新築の現場で採用されることが多く、新規ユーザーがさらに増えています。

では、そんな三菱のエコキュートにはどのような特徴があるのでしょうか。

特徴

  • 清潔に保つための便利機能が充実している
  • 効率的な湯沸かし機能によって高い省エネを実現している
  • お肌に優しいマイクロバブル機能が人気を集めいている

人気機能

機能内容
バブルおそうじマイクロバブルが自動で配管を掃除する
ホットあわーマイクロバブルを発生させて快適なバスタイムを実現する

電気代

三菱エコキュートを使用した時の電気代はその地域の気温などに左右されるため電気代に大きな差が出ますが、月額費用平均は約2,080円です。

以下が、電力会社別の三菱エコキュートを使用した場合の電気代です。

電力会社電気代(月額)
北海道電力エリア約3,600円
東北電力エリア約2,400円
北陸電力エリア約2,300円
東京電力エリア約2,500円
中部電力エリア約2,200円
関西電力エリア約2,200円
中国電力エリア約2,300円
四国電力エリア約2,300円
九州電力エリア約2,000円
沖縄電力エリア約1,300円

※使用している機種によって電気代に違いがあります。

また、給湯器全般のランニングコスト(東京電力エリア)は以下のようになっています。

給湯器全般のランニングコスト(東京電力エリア)
【参考】エコキュートとは? | はじめてのエコキュート | 三菱 エコキュート | 三菱電機

このように三菱もエコキュートが一番経済的だということが分かります。

保証制度

三菱エコキュートの保証は、無償保証と有料保障の2種類があります。

保証内容料金
無償保証本体・リモコン…2年間
熱交換器関連・コンプレッサー…3年間
貯湯タンクユニット…5年間
無料
延長保証制度契約料金を払って保証期間を延長するサービスで、期間は10年間・8年間・5年間から選べます。
※ちなみに、補償してくれる金額は本体購入価格が限度額です。
10年間…31,220円(税込)
8年間…25,562円(税込)
5年間…11,880円(税込)

エコキュートの修理は一度で数万円かかることも多いので、長期安心修理サービスに加入しておくと安心です。

人気機種

  • SRT-W375
  • SRT-S465U
  • SRT-PK374UBD

では、次にダイキンのエコキュートをご紹介します。

ダイキン

ダイキンといえばエアコンなど空調機器に強いメーカーという印象をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

実はダイキンには人気の高いエコキュートがたくさんあります。

では、ダイキンのエコキュートにはどのような特徴があるのでしょうか。

特徴

  • 耐久性の高い高品質のタンクを使用している
  • 震度7程度の地震にも耐えられるなど緊急時に強い
  • 強い水圧のお湯が使用できる
  • 入浴剤も使用できる

人気機能

機能内容
パワフル高圧2か所でお湯を使っても水圧が落ちない高圧給湯
マイクロバブル入浴マイクロバブルを発生させて快適なバスタイムを実現する

電気代

ダイキンエコキュートを使用した時の電気代はその地域の気温などに左右されるため電気代に大きな差が出ますが、月額費用平均は約2,000円です。

給湯器全般のランニングコスト(大阪ガス)は以下のようになっています。

給湯器全般のランニングコスト(大阪ガス)
【参考】電気料金について|エコキュート|ダイキン工業株式会社

このようにエコキュートはガス給湯器に比べて70%も光熱費を削減できることが分かります。

保証制度

ダイキンエコキュートの保証は、メーカーによる無償保証と有料保障の2種類があります。

保証内容料金
無償保証本体…1年間冷媒系…3年間熱交換機系…3年間タンク…5年間無料
延長保証サービス契約料金を払って保証期間を延長するサービスです。   *保証期間はメーカー保証期間を含む10年間です。30,800円(税込)

エコキュートの修理は一度で数万円かかることも多いので、長期安心修理サービスに加入しておくと安心です。

人気機種

  • EQ46WFV
  • EQ37VFV

では、次に日立のエコキュートについてご紹介します。

日立

日立はあらゆる家電製品を扱っている人気の高いメーカーです。

消費者に目を向けたものづくりに定評があります。

そんな日立のエコキュートの特徴はどのようなものでしょうか。

特徴

  • 使い方に合わせた給湯方法を採用している
  • 省エネ性の高い高品質のタンクを使用している
  • 快適な入浴のための便利機能を搭載している

人気機能

機能内容
高速お湯はり通常の1.6倍の速さでお湯はりを実現する
快泡浴気泡を出して湯冷めしづらいお湯を出す

電気代

日立エコキュートを使用した時の電気代はその地域の気温などに左右されるため電気代に大きな差が出ますが、月額費用平均は約1,780円です。

以下が、電力会社別の日立エコキュートを使用した場合の電気代です。

電力会社電気代(月額)
北海道電力エリア約2,300円
東北電力エリア約1,900円
北陸電力エリア約1,600円
東京電力エナジーパートナーエリア約1,900円
中部電力ミライズエリア約1,900円
関西電力エリア約1,600円
中国電力エリア約1,800円
四国電力エリア約2,300円
九州電力エリア約1,500円
沖縄電力エリア約1,000円
※使用している機種によって電気代に違いがあります。【参考】エコキュート:日立の家電品

日立エコキュートのホームページでシミュレーションを行えば、電気給湯器とエコキュートの電気代比較を簡単に行うことができます。

気になる方は試してみましょう。

保証制度

日立エコキュートの保証は無料保証と有料保障の2種類があります。

保証内容料金
無償保証本体…1年間
冷却系…3年間
タンク…5年間
ヒートポンプなど…5年間
無料
延長保証制度(有料)契約料金を払って保証期間を延長するサービスで、期間は10年間・7年間から選べます。
※保証期間は無償保証を含む10年間もしくは7年間です。
10年間…28,381円(税別)
5年間…20,954円(税別)

エコキュートの修理は一度に数万円かかることも多いので、長期安心修理サービスに加入しておくと安心です。

人気機種

  • BHP-F37TU
  • BHP-F37SUK

では、次に東芝のエコキュートについてご紹介します。

東芝

東芝は創業100年を超える老舗企業です。

技術力の高さを基本に多くの人の生活を豊かにしています。

そんな東芝のエコキュートにはどのような特徴があるのでしょうか。

特徴

  • お手入れしやすくおしゃれな光タッチリモコン
  • 省エネに効果的な保温機能
  • 安心の5年保証

人気機能

機能内容
銀イオン量選択お湯を清潔に保つ銀イオンの量を調節する
光タッチリモコンおしゃれで使い勝手のいいオリジナルリモコン

電気代

東芝エコキュートのホームページでは電気代目安を発表していません。

しかし電気料金ページで簡単にシミュレーションができるので、気になる方は試してみましょう。

保証制度

東芝エコキュートの保証は無料保証と有料保障の2種類があります。

ESTIAシリーズは無償保証期間が5年と長いのが特徴です。

保証内容料金
無償保証ESTIAシリーズ…5年間
消耗部品…2年間
無料
延長保証制度(有料)契約料金を払って保証期間を延長するサービスで、期間は10年間・8年間から選べます。
※保証期間は無償期間を含む10年間もしくは8年間です。
10年間…24,000円(税別)
8年間…17,000円(税別)

エコキュートの修理は一度に数万円かかることも多いので、長期安心修理サービスに加入しておくと安心です。

人気機種

  • HWH-B376HA

コロナ

コロナは世界で初めてエコキュートを開発した実力のある企業です。

デザイン性・実用性などに優れたバランスの良い商品を多く発売しています。

そんなコロナのエコキュートにはどのような特徴があるのでしょうか。

特徴

  • ハイレベルな保温技術によって実現された高い省エネ性
  • 高い給湯圧力による快適な使用感
  • 外観を損なわないスタイリッシュなデザイン

人気機能

機能内容
節水モード10ℓからお湯の量を調整できる
自然災害に対応自然災害(地震・停電・凍結)などに強い設計

電気代

コロナエコキュートを使用した時の電気代は、その地域の気温などに左右されるため電気代に大きな差が出ますが、月額費用平均は約1,500円です。

以下が、電力会社別のコロナエコキュートを使用した場合の電気代です。

お住いの地域電気代(月額)
北海道約1,990円(=23,900円÷12ヶ月)
東京都約1,320円(=15,800円÷12ヶ月)
静岡県約1,380円(=16,600円÷12ヶ月)
※使用している機種によって電気代に違いがあります。

年間ランニングコスト(北海道にお住まいの場合)|コロナプレミアムエコキュート年間ランニングコスト(東京都にお住まいの場合)|コロナプレミアムエコキュート年間ランニングコスト(静岡県にお住まいの場合)|コロナプレミアムエコキュート

保証制度

保証内容料金
無償保証本体・リモコン…2年間
熱交換・コンプレッサー…3年間
タンク…5年間
無料
延長保証制度(有料)契約料金を払って保証期間を延長するサービスで、期間は10年間・8年間・5年間から選べます。
※製造が終わっている機種の場合は10年保証に入れないこともあります。
10年間…31,130円(税込)
8年間…25,520円(税込)
5年間…11,880円(税込)

コロナエコキュートの保証は無料保証と有料保障の2種類があります。

エコキュートの修理は一度に数万円かかることも多いので、長期安心修理サービスに加入しておくと安心です。

人気機種

  • CHP-S30AY1-12

【まとめ】エコキュート6 大メーカー違い

【まとめ】エコキュート6 大メーカー違い

各メーカーが特徴的なエコキュートを発売していることが分かりました。

では各メーカーのエコキュートの特徴を表でまとめてご紹介します

パナソニック

特徴便利機能が充実している
省エネ性が高い
狭いスペースにも設置できるものが多い
太陽光発電を使用している人におすすめ
人気機能AIエコナビ
ぬくもりチャージ
ソーラーチャージ
電気代 (月額費用平均)約1,860円
保証無償保証
長期安心修理サービス(有料)10年間・8年間・5年間
人気機種HE-NS37KQS
HE-NS46KQS
HE-J37KQES

三菱

特徴清潔に保つための便利機能が充実している効率的な湯沸かし機能によって省エネを実現しているお肌に優しいマイクロバブル機能が人気を集めいている
人気機能バブルおそうじ
ホットあわー
電気代 (月額費用平均)約2,080円
保証無償保証
延長保証制度(有料)10年間・8年間・5年間
人気機種SRT-W375
SRT-S465U
SRT-PK374UBD

ダイキン

特徴耐久性の高い高品質のタンクを使用している
震度7程度の地震にも耐えられるなど緊急時に強い強い
水圧のお湯が使用できる
入浴剤も使用できる
人気機能パワフル高圧
マイクロバブル入浴
電気代 (月額費用平均)約2,000円
保証無償保証
延長保証サービス(有料)10年間
人気機種EQ46WFV
EQ37VFV

日立

特徴使い方に合わせた給湯方法を採用している
高品質のタンクを使用している
便利機能を搭載している
人気機能高速湯はり
快泡浴
電気代 (月額費用平均)約1,780円
保証無償保証
延長保証制度(有料)10年間・7年間
人気機種BHP-F37TU
BHP-F37SUK

東芝

特徴お手入れしやすい光タッチリモコン省エネに効果的な保温機能安心の5年保証
人気機能銀イオンの湯光タッチリモコン
電気代 (月額費用平均)公式ホームページでシミュレーションしてみましょう。
保証無償保証(ESTIAシリーズ…5年間)
延長保証制度(有料)10年間・8年間
人気機種HWH-B376HA

コロナ

特徴ハイレベルな保温技術によって実現された高い省エネ性
高い給湯圧力による快適な使用感
外観を損なわないスタイリッシュなデザイン
人気機能節水モード
自然災害に対応
電気代 (月額費用平均)約1,500円
保証無償保証
延長保証制度(有料)10年間・8年間・5年間
人気機種CHP-S30AY1-12

次に、お悩み別におすすめのメーカーをご紹介します。

細かなお悩みにもお答えしているので、ぜひ参考にしてみてください。

選ぶのに迷っている人必見!お悩み別おすすめのメーカーは?

選ぶのに迷っている人必見!お悩み別おすすめのメーカーは?

エコキュートは使用環境・住んでいる地域の気温・設置環境・使い方などによって対応しているメーカーが違います。

自分の使用環境や生活スタイルと照らし合わせながら読んでみてください。

故障しやすいメーカーは?

5大メーカーの製品あれば、どこの製品でも壊れやすいということはありません。

保証も行き届いているので、もし壊れても安心です。

壊れやすさにおいては差がないと考えて自分が気に入った機種を選びましょう。

寒冷地域・塩害地域に対応しているメーカーは?

5大メーカーであれば、どこのメーカーにも寒冷地域・塩害地域対応の機種があります。

各メーカーの寒冷地域対応製品もしくは塩害地域対応製品の中から機能や容量が合ったものを選びましょう。

マンション・集合住宅におすすめのメーカーは?

マンションや集合住宅におすすめのメーカーは、パナソニック・三菱・コロナです。

パナソニック・三菱・コロナには狭い設置スペースでも設置できる機種がいくつかあります。

マンションや集合住宅は設置スペースに限りがあるため、小さくて設置しやすいタイプを選びましょう。

井戸水を使用している地域におすすめのメーカーは?

井戸水の地域でエコキュートを使用したい場合はダイキンと日立がおすすめです。

ただし、水質によってはダイキンや日立のエコキュートでも使用できないことがあります。

また、パナソニックのエコキュートでも水質によっては使用できることがあるので、パナソニックのエコキュートを使用したい場合はする場合でも業者の方に相談してみましょう。

入浴剤をよく使い人におすすめのメーカーは?

入浴剤をよく使う人は、ダイキンや日立がおすすめです。

他のメーカーのエコキュートでもほとんどの入浴剤を使用することができますが、ダイキンや日立は特に使用できる入浴剤の範囲が広いです。

多くの人がエコキュートによっては使用できない入浴剤があるということを知りません。

しかし、適用範囲外の入浴剤を使用するとエコキュートの故障の原因になるので注意が必要です。

では、ダイキンや日立のエコキュートで使用できる入浴剤をご紹介します。

メーカー入浴剤
ダイキンバブ(花王)
きき湯・バスクリン・ソフレ・日本の名湯(バスクリン)
温泡・バスロマン(アース製薬)  
※酸・アルカリ・硫黄・塩を含む入浴剤は使用できません
日立バブ(花王)
きき湯・バスクリン (バスクリン)
温泡・バスロマン(アース製薬)  
※酸・アルカリ・硫黄・塩を含む入浴剤は使用できません

使用できる入浴剤が多いダイキンや日立でも使用できる入浴剤に制限があります。

故障を防ぐためにも入浴剤の使用には注意しましょう。

きれいなお湯に毎日浸かりたい人におすすめのメーカーは?

人が入った後でも清潔なお湯につかりたいという人におすすめのメーカーは、三菱と東芝です。

どちらのメーカーにも菌の増殖を抑えてお湯を清潔に保つための機能が備わっています。

配管をきれいに保つための工夫もされているので、きれい好きの方におすすめです。

では、三菱と東芝についている清潔機能をご紹介します。

メーカー機能名搭載されている機種
三菱キラリユキープ
バブルお掃除
Pシリーズ
Sシリーズ
東芝銀イオンの湯ESTIAプレミアム
ハイグレード機種

お湯の圧力を上げたい人におすすめのメーカーは?

高圧のお湯が好きな人におすすめのメーカーは三菱・ダイキン・日立です。

これらのメーカーには高圧対応のエコキュートがあります。

では、各メーカーの高圧機能をご紹介します。

メーカー名機能名
三菱ハイパワー給湯
ダイキンパワフル高圧給湯
日立水道直圧給湯

省エネ性を重視する人におすすめのメーカーは?

省エネ機能に優れているメーカーはパナソニックです。

他のメーカーも省エネに力を入れていますが、パナソニックは節水機能も充実しているのでより経済的なメーカーはパナソニックだといえます。

【まとめ】お悩み別おすすめメーカー

お悩み別におすすめのメーカーを表で分かりやすくまとめているので、確認してみましょう。

お悩みおすすめメーカー
故障しやすいメーカーは?特になし
寒冷地・塩害地対応メーカーは?6大メーカー全て
マンションや集合住宅に設置したい人におすすめのメーカーは?パナソニック
三菱
コロナ
井戸水でも使える商品があるメーカーは?ダイキン
日立
(パナソニック)
幅広い入浴剤を使いたい人におすすめのメーカーは?ダイキン
日立
清潔なお湯につかりたい人におすすめのメーカーは?三菱
東芝
お湯の圧が大切な人におすすめのメーカーは?三菱
ダイキン
日立
省エネにおすすめのメーカーは?パナソニック

エコキュート人気商品11選!

エコキュート人気商品11選!

6大メーカーのエコキュート人気商品11選をご紹介します。

商品の特徴や容量などもご紹介するので気になる商品をチェックしてみましょう。

1.【パナソニック】HE-NS37KQS

パナソニックエコキュートの定番商品です。

NSシリーズの370ℓで3~5人向け商品です。

省エネ機能が高く便利機能が満載なので常に人気があります。

型番HE-NS37KQS
種類NSシリーズ
スタンダードクラス
容量370ℓ(3~5人用)
タイプフルオート
設置屋外設置用
寒冷地仕様なし
塩害地仕様なし
貯湯タンクサイズ1810㎜×600㎜×680㎜
ヒートポンプユニットサイズ672㎜×867㎜×332㎜
主な機能専用アプリ
コミュニケーションリモコン
電気料金かんたん設定
ピークセーブ機能
ソーラーチャージ
AIエコナビ
配管洗浄
キレイキープコート
HOME IoT(AiSEG)対応
4本脚耐震設計技術

2.【パナソニック】HE-NS46KQS

パナソニックエコキュートの定番商品です。

NSシリーズの460ℓで4~7人向け商品です。

省エネ機能が高く便利機能が満載なので常に人気があります。

型番HE-NS46KQS
種類NSシリーズ
スタンダードクラス
容量460ℓ(4~7人用)
タイプフルオート
設置屋外設置用
寒冷地仕様なし
塩害地仕様なし
貯湯タンクサイズ2170㎜×600㎜×680㎜
ヒートポンプユニットサイズ672㎜×867㎜×332㎜
主な機能専用アプリ
コミュニケーションリモコン
電気料金かんたん設定
ピークセーブ機能
ソーラーチャージ
AIエコナビ
配管洗浄
キレイキープコート
HOME IoT(AiSEG)対応
4本脚耐震設計技術

3.【パナソニック】HE-J37KQES

パナソニックエコキュートの塩害地対応モデルです。

Jシリーズ・ミドルクラス370リットルで3~5人向けです。

塩害が多い海の近くでも使用できるとあって人気があります。

型番HE-J37KQES
種類Jシリーズ
ミドルクラス
塩害地仕様
容量370ℓ(3~5人用)
タイプフルオート
設置屋外設置用
寒冷地仕様なし
塩害地仕様あり
貯湯タンクサイズ1810㎜×600㎜×680㎜
ヒートポンプユニットサイズ672㎜×867㎜×332㎜
主な機能専用アプリ
コミュニケーションリモコン
電気料金かんたん設定
ピークセーブ機能
ソーラーチャージ
AIエコナビ
配管洗浄
キレイキープコート
HOME IoT(AiSEG)対応
4本脚耐震設計技術

4.【三菱】SRT-W375

三菱エコキュートの基本的なモデルです。

ベーシックモデルの370ℓで3~5人向けです。

タンクの保温性が高く省エネ効果も期待できます。

型番SRT-W375
種類Aシリーズ
ベーシックモデル
容量370ℓ(3~5人用)
タイプフルオート
寒冷地仕様なし
塩害地仕様オプションにより変更可能
主な機能ハイパワー給湯
お急ぎ湯はり
フルオートダブル追いだき
バブルおそうじ
ホットあわー
給湯ガイド
ホットりたーん
お天気リンクAI

5.【三菱】SRT-S465U

三菱エコキュートのハイグレードタイプです。

人気のあるSシリーズで、耐震性が高く災害に強いモデルです。

耐震強度は強いですが特別な工事も必要ないので、気軽に設置可能で人気があります。

型番SRT-S465U
種類Sシリーズ
ハイグレードモデル
容量460ℓ(4~5人用)
タイプフルオート
寒冷地仕様なし
塩害地仕様オプションにより変更可能
主な機能ハイパワー給湯
お急ぎ湯はり
フルオートダブル追いだき
バブルおそうじ
ホットあわー
給湯ガイド
ホットりたーん
お天気リンクAI

6.【ダイキン】EQ46WFV

高圧が魅力のパワフル高圧を搭載した人気モデルです。

2階3階でも水圧を落とさずに使用できます。

お湯はり時間も短縮できて忙しい人にぴったりです。

型番EQ46WFV
容量460ℓ(4~7人用)
タイプフルオート
寒冷地仕様なし
塩害地仕様オプションにより変更可能
主な機能温浴タイム
パワフル高圧
エコ確認
沸き増し運転
マイクロバブル入浴(オプション)

7.【ダイキン】EQ37VFV

高圧が魅力のパワフル高圧を搭載した人気モデルです。

オプションでマイクロバブル入浴を付けることもできます。

お湯はり時間も短縮できて忙しい人にぴったりです。

型番EQ37VFV
容量370ℓ(3~4人用)
タイプフルオート
寒冷地仕様なし
塩害地仕様オプションにより変更可能
主な機能温浴タイム
パワフル高圧
エコ確認
沸き増し運転
マイクロバブル入浴(オプション)

8.【日立】BHP-F37TU

日立エコキュートの人気モデルSUシリーズです。

370ℓの容量で3~5人用の標準サイズです。

保温性が高い高性能なタンクを使用していて省エネ効果も期待できます。

型番BHP-F37TU
容量370ℓ(3~5人用)
タイプフルオート
寒冷地仕様なし
塩害地仕様なし
主な機能ウレタンク
高速湯はり
追いだき
ダブル湯温設定
インテリジェント制御
節約サポート機能
ステンレス・クリーン自動洗浄システム

9・【日立】BHP-F37SUK

日立エコキュートの人気モデルSUシリーズです。

370ℓの容量で3~5人用の標準サイズの寒冷地仕様モデルで、マイナス25度まで対応しています。

寒冷地仕様タイプの中でも機能性が高いため、人気があります。

型番BHP-F37SUK
容量370ℓ(3~5人用)
タイプフルオート
寒冷地仕様あり
塩害地仕様なし
主な機能ウレタンク
高速湯はり
追いだき
ダブル湯温設定
インテリジェント制御
節約サポート機能
ステンレス・クリーン自動洗浄システム

10.【東芝】HWH-B376HA

東芝エコキュートのハイグレードタイプでパワフル給湯が魅力です。

370ℓの容量で2~5人用の標準サイズで、インテリアにも合う光タッチリモコンが人気を集めています。

型番HWH-B376HA
容量370ℓ(2~5人用)
タイプフルオート
寒冷地仕様なし
塩害地仕様なし
主な機能銀イオン
ESTIA対応
パワフル給湯
省スペース
省エネ保温
スリム設計
入力お知らせ
エコチャレンジ

11. 【コロナ】CHP-S30AY1-12

コロナエコキュートの中でもスリムタイプで集合住宅向けのモデルです。

300ℓの容量で2~4人用の標準サイズで、省エネ・節水に優れています。

型番CHP-S30AY1-12
容量300ℓ(2~4人用)
タイプフルオート
寒冷地仕様なし
塩害地仕様なし
主な機能オートストップ
機能風呂湯量調節
省エネ保温
入浴お知らせ
配管自動洗浄

お気に入りのエコキュートは見つかったでしょうか。

では、次にエコキュートの基本的な選び方をご紹介していきます。

エコキュートの基本的な選び方とは

エコキュートの基本的な選び方とは

エコキュートの基本的なところを理解してから、好みのメーカーを探すのもおすすめです。

給湯タイプ

エコキュートには3つの給湯タイプがあります。

給湯タイプによって機能性や価格が違ってくるので、予算や使い方に応じたタイプを選ぶのがおすすめです。

では3つの給湯タイプをご紹介します。

給湯タイプ特徴
フルオート機能が多くお湯はり・追いだき・温度の自走調節を行ってくれる
機能が多く最も価格が高い
オートボタンを押すとお湯はりを自動で行ってくれる
フルオートよりは機能が少ない
フルオートよりは安いが、給湯専用よりは高い
給湯専用蛇口からお湯が出てくるシンプルな機能
最も安い

給湯タイプによってこのような違いがあります。

機能が増えると価格も上がるので、自分が必要な機能が付いているタイプを選ぶのがおすすめです。

タンク容量

エコキュートの容量によって使用するのに適した人数が違います。

結婚を機にエコキュートを設置する人などは、いずれ家族が増える可能性なども考慮して容量を選びましょう。

では、タンク容量別の使用人数目安をご紹介します。

タンク容量適用人数
370ℓ3~5人
460ℓ4~7人
550ℓ8人以上

このように使用する人数によって適したタンク容量は違います。

タンク容量以上にお湯を使うことが増えるとお湯切れが頻繁に起こって生活が不便になります。

また、急な沸き増しは電気代増加にもつながるので、エコキュート購入の際にはタンク容量をよく考えてから選びましょう。

住んでいる地域の環境

エコキュートは空気の熱を利用してお湯を温める給湯器なので、外気温が低すぎると上手くお湯を作れないことがあります。

そのため、最低気温がマイナス10度を下回るような地域では、寒冷地対応エコキュートを使用しなければなりません。

また、塩害が多い海辺の地域で一般的なエコキュートを使用すると塩害ですぐに故障してしまいます。

そのため、海に近い地域では塩害地域対応エコキュートを使わなければなりません。

エコキュートを設置するときには、自分が住んでいる地域の環境を確認して、適した製品を選ぶようにしましょう。

まとめ

エコキュート6大メーカーといえばパナソニック・三菱・ダイキン・日立・東芝・コロナです。

これらのエコキュートは壊れにくく機能性も高いため長年人気があります。

しかし、いざエコキュートを購入するとなると、どのメーカーのどの製品が良いのか迷ってしまう人は多いでしょう。

そのようなときは、各メーカーのエコキュートの違いを比べてから購入する製品を決めましょう。

パナソニックは省エネ性と便利機能に定評があります。

三菱は省エネ性とお湯を清潔に保つシステムがあり人気です。

ダイキンは災害に強く高圧タイプが好きな人におすすめです。

日立は省エネ性と給湯スタイルが魅力的です。

東芝はインテリアの邪魔をしない光タッチリモコンと保証制度が特徴的です。

コロナは初めてエコキュートを開発した実力派の企業です。

このような特徴を理解してから自分たちの使い方に合ったエコキュートを選びましょう。

エコキュートは私たちの生活を支える大切な商品です。

しっかりと考えて満足がいく買い物をしましょう。

合わせて読みたい関連記事

あなたにおすすめ人気記事

あなたにおすすめ新着記事

知っておきたい記事