エコキュートの消費電力とは?電気代を節約する方法を伝授

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エコキュートの消費電力とは?電気代を節約する方法を伝授

この記事の監修者

富澤 貴弘

群馬県内の電気工事会社に7年間勤め、27歳で独立、TomiDen株式会社設立。 現在は10名のスタッフと共に、WEBマーケティングやご紹介等により獲得した、 BtoB ,BtoCの電気工事関連の業務を数多く担っております。 長い現場生活の中で培った「職人の技術」と「豊富な知識」から、 ご家庭やより多くのお客様に電気工事や家電に関する知識やノウハウをお届け出来ればと思い、 第1種電気工事士として、本ブログサイトにて執筆中。

エコキュートの消費電力とは?電気代を節約する方法を伝授

「エコキュートは電気代が安い」とよく言われます。

エコキュートは、オール電化住宅になくてはならない存在とも言えるでしょう。

富国生命の調査によれば、平成19年3月末でのオール電化導入住宅戸数200万戸であったものが、平成20年度には全国で300万戸を突破する勢いで大幅な増加傾向にあります。

我が家もエコキュートを導入してみようか。

そう考える時やはり気になるのは、エコキュートを導入した場合、どのくらい電気代が節約できるのか、という点でしょう。

そこで今回は、エコキュートの消費電力を電気代に換算して、どのくらいお得なのかを具体的にご紹介します。

また、よりコストをかけずにエコキュートを利用するための節約の方法も併せて解説します。

参考:富国生命「普及改題が進むオール電化住宅」

Contents

エコキュートがお得な3つの理由

エコキュートには、大きな3つのメリットがあります。

  • 光熱費が安くなる
  • 環境負荷が低い
  • 災害時の備えになる

エコキュートで光熱費が安くなる理由3選

エコキュートの光熱費が安くなる理由は、3つあります。

それぞれについて、解説していきます。

エコキュートで光熱費が安くなる理由1:光熱費を統一するから経済的

エコキュートにすると光熱費が安くなる理由の1つ目は、ガスの基本料金が不要になることです。

ガスと電気の両方利用する場合、使用量に関係なく、ガスと電気それぞれの基本料金がかかります。

しかし、オール電化のエコキュートなら、ガスの基本料金は不要なため、電気代に一本化できます。

エコキュートで光熱費が安くなる理由2:電気代が安い時間にお湯を沸かす

エコキュートの光熱費が安くなる理由は、電気の契約プランにもあります。

エコキュートではほとんどの場合、夜間の電気代がガス代よりも安くなるプランを採用します。

電気代の安い夜間に1日に必要になるお湯を沸かして貯めておくので、電気代が安い状態でお湯を使うことができるのです。

エコキュートで光熱費が安くなる理由3:経済性に配慮したさまざまな機能

もう一つの理由は、エコキュートに搭載された、既存の電気給湯器と一線を画す仕組みにあります。

エコキュートには様々な最先端のシステムが搭載されていますが、その中でも特に注目したいのが、ヒートポンプシステムです。

ヒートポンプシステムは、エアコンなどにも採用されています。

一般的な電気温水器では、電気ヒーターを加熱し、電気ヒーターから発する熱で、お湯を沸かします。

一方のエコキュートの場合は空気中の熱を取り込み、電気の力でその熱を圧縮して高温化して、 熱交換器で水を温めてお湯を沸かす仕組みです。

エコキュートを取り扱うメーカーの一つであるパナソニックの公式サイトでは、エコキュートの経済性を関西電力エリアで家庭用ヒートポンプ給湯器のランニングコストを1(約24,000円)として比較した場合、以下のように試算しています。

給湯器ランニングコスト
石油給湯器エコキュートの約2倍程度(約52,800円)
都市ガスエコキュートの約3倍程度(約62,400円)
電気温水器エコキュートの約4倍程度(約86,400円)
参考:パナソニック「エコキュートのしくみ」

すでに普及している給湯システムと比較しても、エコキュートは3倍前後も経済的であることが分かります。

エコキュートは、電気代を節約しながら快適にお湯を使えるよう、さまざまな工夫が凝らされているのです。

エコキュートの消費電力はどのくらい?

エコキュートの消費電力はどのくらい?

エコキュートの人気機種を取り上げて、その消費電力をみていきましょう。

今回取り上げるのは、新築の住宅の設備としてよく取り入れられるほど人気のある、三菱電機のエコキュートです。

三菱電機のエコキュートは、快適さの他に清潔さや省エネにもこだわった機能を多数搭載しています。

特に人気があるのが、以下の機能です。

  • 効率よくお湯を沸かして経済性大幅アップが期待できる、ハイパワー給湯とフルオートW追いだき
  • 湯冷めや肌の乾燥を緩和する約0.01ミリのマイクロバブル、ホットあわー
  • 三菱エコキュートの清潔に対するこだわり機能:バブルおそうじとキラリユキープ

そんな三菱電機のエコキュートの中で、需要の多いSRT-P37UBを例に挙げてみていきましょう。

SRT-P37UBは容量貯湯タンクの容量が370リットルで3〜4人世帯向けの機種です。

仕様図には中間期標準と冬期高温の2種類が記載されています。

中間期標準1年のうちで寒さの厳しい季節以外の季節の消費電力
冬期高温寒さが厳しく湯温を高めに沸かす必要がある季節の消費電力

仕様図によれば、三菱電機のエコキュートSRT-P37UBの中間期標準の消費電力は0.95kW、冬期高温の消費電力は1.50kWです。

1kWは1,000Wのため、一般家庭の電気消費量で使われるWに換算すると、360リットルタイプで冬以外の時期であれば975W、冬季であれば1,500Wの消費電力であることがわかります。

参考:<家庭用>三菱エコキュート使用表(一般地)

エコキュートと消費電化製品の消費電力を比較する

エコキュートは975Wの消費電力であるとして、これは他の電化製品と比べるとどのくらい電力消費が多い、もしくは少ないと言えるのでしょうか。

主に家庭で使用される電化製品の消費電力と比較してみましょう。

以下は千葉県のHP記載のデータを参照したものです。

各種家電消費電力
IHクッキングヒーター(3口)5800W
電子レンジ1400W
アイロン1400W
電気炊飯器1300W
浴室乾燥機1290W
洗濯乾燥機1100W
ドライヤー1000W
オーブントースター1000W
掃除機1000W
電気ヒーター800〜1000W
食器洗い乾燥機900W
電気ポット800W
エアコン450W
洗濯機400W
液晶テレビ50W
参照元:ピーク時に賢くみんなで節電

エコキュートの消費電力は、電化製品の中では中程度です。

また深夜の限られた時間内に効率よく熱湯を作り出すので、加熱時間も短くして電気代がかからないように工夫されています。

エコキュートにかかる電気代

エコキュートにかかる電気代

エコキュートの消費電力がわかったところで、次に電気代を計算してみましょう。

エコキュートの電気代を算出するには、「エコキュートの消費電力(kW)×使用時間×電力料金で算出します。

消費電力はメーカや機種によって若干前後します。

また限りなく正解に近い数字を算出するには、いくつかの要素を考慮しなければなりません。

  • 自分が契約している地域の電気会社ごとの電気料金
  • 電気の契約プラン
  • 季節による水温の変化
  • 沸き上げるお湯の量

厳密に計算するのは容易ではないため、エコキュートのメーカーでは電気代の目安を示しているところがあります。

例えば三菱電機の場合、エコキュートの電力会社エリア別電気代の目安を公式サイトに掲載しており、それを表にまとめたものが以下です。

条件としては、4人家族で1日に460リットルのお湯を使用すると仮定した場合や電気のプランはエコキュートに適した、時間帯や季節によって電気料金が変動するプランを契約しているものとして算定しています。

電力会社のエリア電気代月額目安
北海道電力のエリア (北海道)約4,400円
東北電力のエリア (青森県・岩手県・宮城県・秋田県・山形県・福島県・新潟県)約2,940円〜
北陸電力のエリア
(茨城県・栃木県・群馬県・埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県・山梨県・静岡県の一部(富士川以東))
約2,940円〜
東京電力のエリア
(関東・中部・関西の指定エリア)
約2,800円〜
中部電力のエリア (長野県・静岡県の一部(富士川以西)・岐阜県・三重県)約2,740円〜
関西電力のエリア
(大阪府・京都府・兵庫県(一部を除く)・奈良県、・滋賀県・和歌山県・三重県・岐阜県・ 福井県の一部)
約2,240円〜
中国電力
(鳥取県・島根県・岡山県・広島県・山口県)
約2,740円〜
四国電力
(香川県・愛媛県・徳島県・高知県)
約2,620円〜
九州電力
(佐賀県・長崎県・大分県・熊本県・宮崎県・鹿児島県)
約2,320円〜
沖縄電力
(沖縄県)
約1,480円〜
参考:まずはココから光熱費を比べてみよう!

家族の人数や使うお湯の量などによって、上記表の電気代と差異が生じますが、およその目安としてご参照ください。

エコキュートはガス給湯器と比べてどのくらいお得か

三菱電機のエコキュートの公式サイトでは、他の熱源とのランニングコストを比較しています。

例えば東京電力エリアの場合、LPガスや都市ガスを使ったエコジョーズ(ガス給湯器)と、エコキュート(電気給湯器)の1年間の電気代を比較した場合、以下のようになります。

各種給湯器ランニングコスト
エコジョーズ(LPガス)118,700円
エコジョーズ(都市ガス)6,900円
エコキュートのSシリーズ33,700円

都市ガスでエコジョーズを導入した場合と比べると、エコキュートなら約44%、LPガスでエコジョーズを導入した場合は、約72%ものコストダウンに成功すると試算されています。

参考:他熱源とのランニングコスト比較

エコキュートで電気代を節約する方法9選

エコキュートで電気代を節約する方法9選

エコキュートは複数の設定を搭載して、電気代を節約できるように工夫されています。

それにプラスして、日々の心掛けでより一層電気代を節約することも可能です。

実際、総務省統計局の平成21年全国消費実態調査によれば、エコキュートをはじめとする高効率タイプの給湯設備を初級している家庭は、所有しない家庭に比べて1ヶ月あたりの電気・ガス代が1,478円安いことが分かっています。

参考:エネルギー消費に関する特別集計結果

本記事では三菱電機のエコキュートを導入した場合の、電力会社別電気代の数値を参照しましたが、パナソニックやダイキンをはじめ、他のメーカーでも電気代の目安を開示しています。

もしエコキュートを導入しており、電気代がかなり高くなっている場合は、使用の仕方で損をしている可能性も考えられるでしょう。

ここでは、エコキュートの電気代を節約する方法をまとめておきます。

できることから、取り入れてみてください。

エコキュートの節電方法1:日中の沸き増しをしない

エコキュートを導入する場合、各電力会社が提供する契約プランの中で、時間帯毎に料金体系が異なるものを採用するのが一般的です。

具体的には、電気の使用がぐんと減る夜間は電気代が安くなるように設定されています。

エコキュートはあらかじめ、電気代が安くなる深夜の時間帯に合わせて1日分のお湯を沸かす設定がされており、これが電気代を節約する仕組みです。

しかし深夜の時間帯に電気代が安くなるプランには、大きなデメリットもあります。

それは、日中は通常よりも電気代が高く設定されている点です。

電気会社やプラン内容にもよりますが、日中の電気代は夜間の2〜3倍程度です。

日中に電気料金が最も高くなるピークシフトプランで契約している場合は、一番電気代が高い時間と夜間の電気代と比べると、約5倍も高くなります。

もし夜間より5倍も電気代が高いピークタイムにお湯を沸き増しすれば、電気料金も通常の5倍分が加算されます。

これではエコキュートのメリットを活かせないどころか、損をしていると言えるでしょう。

日中にエコキュートを沸き増ししないための対策1:湯切れさせない

エコキュートは、日中お湯を使いすぎてお湯の残量が減ると、自動的に沸き増しする機能が実装されています。

お湯切れを起こさないように計画的にお湯を使うことは、電気代を節約するためにとても大切です。

日中にエコキュートを沸き増ししないための対策2:設定をこまめに変える

もうこれ以上お湯を使わないという時は、自動沸き上げ設定を切る。

また、電気代が高い時間は自動沸き上げをしない設定に切り替える。

このように、その時のお湯の使用上状況や生活の様子に合わせて、こまめにエコキュートの設定を変更するとよいでしょう。

時間帯によって違う電気料金の事例

電気料金がピークタイムとピーク時以外でどのくらい違うのか、具体的な電気料金形態でみていきます。

今回は、東京電力のピークシフトプラン(ピーク抑制方季節別時間帯別電灯)で紹介します。

基本料金
契約内容単位料金(税込)
6kVA以下1契約1.26円
7~10kVA 1契約2.1円
11kVA以上1契約2.1円+273円×(契約容量-10kVA)
参考:新電気料金メニュー「ピークシフトプラン」のご案内
電力量料金
契約内容単位料金(税込)
ピーク時間(夏季の午後1時〜午後4時)1kWh44.6円
昼間時間(ピーク時間を除く毎日午前7時〜午後11時)1kWh26.53円
夜間時間(毎日11時〜翌朝7時)1kWh9.17円
参考:新電気料金メニュー「ピークシフトプラン」のご案内

東京電力でも、ピーク時間と夜間時間の電気代は、5倍近くの差があります。

電気代の節約を考えるなら、エコキュートの設定のみならず、他の電化製品もピークタイムを避けて使うように心がけると、より一層の節電効果が見込めるでしょう。

エコキュートの節電方法3:貯湯タンクの設定温度を下げる

エコキュートの貯湯タンクとは、深夜のうちに沸かしたお湯を貯めておくためのタンクです。

貯湯タンクに貯めておくお湯の温度設定を低めにすることで使う熱量が減り、電気代を削減が期待できます。

貯湯タンクには、熱湯が貯蔵されています。

お湯を使う時には、貯湯タンクの熱湯に水を混ぜて温度を調整することで、いつでも適温のお湯を使える仕組みです。

寒い季節は水道の温度も下がります。

また貯湯タンク内の温度も時間の経過とともに下がっていくため、少し高めの温度で沸かす方が良いでしょう。

一方、夏などの気温が高い時期はどうでしょうか。

貯湯タンクのお湯は冷めにくく、水道の水の温度も冬に比べると高めです。

そのため、貯湯タンクのお湯があまり消費されず、残ることもあるでしょう。

これではお湯を沸かした分の電気代は無駄です。

このように水温が上がり、貯湯タンクの湯温も下がりにくい季節には、沸き上げる際の温度を65度程度の低温に設定する、もしくは、沸き上げるお湯の量を少なくして、お湯を余らせず使い切れるように調整しましょう。

こうすることで、電気代を節約することができます。

貯湯タンクの湯温を下げる・湯量を調整する方法

貯湯タンクに貯蔵するお湯の温度を上げ下げする場合や沸かすお湯の温度を調整する場合は、エコキュートの運転モードを節約モードに変更します。

エコキュートには学習機能が搭載されています。

メーカーによって学習データの対象期間は過去1週間から2週間と異なりますが、お湯の使用実績を元に、最適なお湯の量を自動で沸き上げることが可能です。

ただし季節が変わったり、急にお湯の使用量が増えることがわかっている時は、あらかじめ節約モードを解除し、湯量多めやおまかせの設定に切り替えることを忘れないようにしてください。

もし日中にお湯切れを起こして沸き増ししなければならない状態になると、日中の電気代が高い時間にお湯を沸かすことになり、電気代が高くなる恐れもあります。

エコキュートの節電方法4:給湯温度の設定温を50度まで下げる

エコキュートの給湯温度を、最も省エネ効率の高い50度に設定し、お風呂やキッチンの蛇口(混合水栓)で丁度良い温度に調整します。

またエコキュートの性質上、貯湯タンクのお湯は配管を通って蛇口などに辿り着くまでの間に約3度ほど温度が下がると言われています。

給湯温度を50度に設定すれば、蛇口から出る湯温は47度程度です。

ごく少量の水を足すだけでお湯を使えます。

湯温を自分で調整する手間はあるものの、高温に沸かさないため、経済的です。

ただし、火傷には十分注意しましょう。

50度のお湯に直接手で触れれば火傷する恐れもあります。

通常のエコキュートの設定であれば、蛇口から出るお湯も、素手で触れる温度に設定されています。

給湯温度を50度にしている時は、必ず蛇口から水も同時に出して温度調整することを忘れないように注意してください。

エコキュートの節電方法5:湯切れ防止機能をオフにする

エコキュートは、深夜の電気代が安い時間にまとめてお湯を沸かします。

しかし日中にお湯の残量が少ないと、自動的に沸き増しするように設定されています。

これが湯切れ防止機能です。

湯切れ防止機能をオフにすれば、日中は沸き増しが行われません。

電気代の安い深夜にしかお湯を沸かさないので、電気代を節約することができます。

ただしこの場合、お湯が足りない時は、事前に手動で沸き増しの操作をする必要があります。

このひと手間を忘れると、使いたい時にお湯が足りない事態に陥るので注意しましょう。

エコキュートの節電方法6:追い焚きより高温足し湯を活用する

フルオートタイプのエコキュートには追い焚き機能が搭載されていますが、メーカーは経済性の観点から、追い焚きより高温足し湯を推奨しています。

追い焚きは、冷めてしまった浴槽のお湯を、貯湯タンクの熱で温め直す機能です。

貯湯タンク湯温が下がることで実質使える湯量が減ることや、お湯を温め直すのに時間がかかることや電気代がかかるというデメリットがあります。

一方の高温足し湯なら、貯湯タンクのお湯を直接浴槽に注ぎ込むため、すぐにお湯が温まる他、電気代もかかりません。

エコキュートの節電方法7:残り湯を使う時も、追い焚きは使わない

前日のお湯が残っているので沸かし直して使いたいこともあるでしょう。

この時も、追い焚きよりも「ふろ自動」機能を活用しましょう。

ふろ自動機能は、メーカーによっては保温運転や自動運転という名称です。

この機能は、設定した湯温、湯量に浴槽内のお湯を整えます。

追い焚きによって、日中の高い電力を大量に消費することを避け、電気代の節約効果が見込めるでしょう。

エコキュートの節電方法8:浴槽にフタをする

お風呂を使い終えたら、浴槽のフタをして湯温が下がらないようにひと手間加えましょう。

湯温の低下を抑えられれば、高温足し湯で使用する湯量も減らすことができます。

使えるお湯の量を維持し、追い焚きによるコストアップを徹底して避けることが大切です。

また電気代の節約を考えるなら、できるだけ家族全員が間隔を開けずに入浴するよう、協力を仰ぐと良いでしょう。

エコキュートの節電方法9:ヒートポンプユニットの周囲に物を置かない

エコキュートのヒートポンプユニットは、空気中の熱を取り込んでお湯を沸かします。

環境負荷が低く、電気代節約を実現するための、エコキュートの要とも言える機能です。

そんなエコキュートは、稼働する際に大量の空気を一気に吸い込みます。

この時周囲に物が置かれているとヒートポンプユニットの稼働率が下がり、電気代が余計にかかる恐れがあると言われているのです。

エコキュートの安全使用、そして電気代節約のためにも、エコキュートの設備の周辺には物を置かないように心がけましょう。

まとめ

エコキュートの消費電力まとめ

エコキュートを上手に活用すれば、ガスと電気の両方を熱源として利用するよりも光熱費を抑えられます。

そのためには、エコキュートの仕組みや電気代が安い時間、高くなる時間などを把握する他、エコキュートの設定をこまめに調整することが重要です。

ほんのひと手間で電気代を節約できる仕組みがエコキュートには搭載されています。

エコキュートの仕組みを知り、自分のライフスタイルに合わせてカスタマイズしながら、電気代の節約も実現しましょう。

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