エコキュートを使用していると多くの方が体験する「エラーコード」。
エラーコードはダイキンのエコキュートを使用している時でも発生し、エラーコードの中身によっては業者による修理や部品交換が必要になるなど厄介なケースも存在します。
また、エラーコードの中には自力で解決できるものもあるので、まずはエラーコードを確認し、原因と対処方法を知ることが大切です。
今回の記事では、ダイキンのエコキュートで発生するエラーコードについて、発生する原因を解説しつつ、実際の原因対処方法について解説します。
ダイキンエコキュートでエラーコードが発生する原因
まず、ダイキンエコキュートでエラーコードが発生する原因について解説します。
原因がしっかり理解できれば、後述する対処方法もスムーズな理解ができるので、まずは抑えておきましょう。
お湯が出ない現象が起きている
エラーコードが発生すると起こりやすいのが、お湯が出ない現象です。
お湯が出ない原因は様々ですが、具体的には以下の8つが考えられます。
①配管が凍結している
真冬の平均気温が著しく低い地域などでよく起こるのが配管の凍結によるお湯の供給停止です。
配管が凍結した場合は、原則は解凍されるまで待つことが望ましいですが、急ぎの場合は配管をタオルで巻いて、ぬるま湯で徐々に解凍するやり方もあります。
ただし、配管の劣化が進んでいると、ぬるま湯でも配管が破損する可能性が高くなるので、その場合は大人しく自然に解凍されるのを待ちましょう。
②お湯を使いすぎてタンクがお湯切れしている
エコキュートはガス給湯器とは異なり、タンクにお湯をためておく貯湯型なので、お湯を使いすぎるとタンクのお湯がなくなってお湯切れを起こします。
お湯切れをするとタンクの容量にもよりますが、新しくお湯が作られるまで1時間近くかかる場合もあります。
さらに、深夜電力でエコキュートのわきあげを行っている場合は、日中にお湯切れして新しく作ると割り増しの電力料金がかかってしまうので要注意です。
なので、ダイキンのエコキュートを導入する際は、お湯の使用状況や家族構成などを考慮した上で検討すると良いでしょう。
③大元の止水栓が閉められている
家には必ず止水栓というものがついており、止水栓が閉じているとそもそも水の供給ができなくなるので、お湯が出なくなるケースがあります。
止水栓を閉める機会は滅多にありませんが、例えば水道行者が点検等に訪れた際、開けるのを忘れたまま帰ってしまうケースなどが考えられるので、念の為確認しておきましょう。
また、いたずらなどの可能性も考えられるので、その場合は別途警察に相談するようにしましょう。
④地域で断水が発生している
地域やマンションでは、計画的な断水を実施することがあります。
断水中は水の供給が止まるため、タンクが空だとエコキュートのお湯も出なくなります。
断水になった場合は終了するまで待つしかないので、なるべく断水の情報は事前におさえておきましょう。
⑤ブレーカーが落ちている
エコキュートは動力として電力も使用しているので、ブレーカーが落ちているとそもそも動きません。
ブレーカーが落ちると照明などが消えるので基本はすぐ気付きますが、日中などのタイミングで電化製品を使用してないタイミングだと気づかない場合も少なからず考えられます。
ブレーカーが落ちるとエラーコード以前にリモコンの電源もつかなくなるので、そのような場合は他の家電製品も動いているか確認し、反応がない場合はブレーカーをチェックするようにしましょう。
⑥混合水栓が故障している
お風呂や台所では、水かお湯を出す時レバーで操作できる混合栓と呼ばれる水栓を使用していることがほとんです。
混合栓が壊れていると、水は出るけどお湯は出ないという状態になるので、エコキュートの故障と思ってしまう方もいます。
他の場所でもお湯が出ないか試してみてみると、混合栓の故障がどうかがわかるので、あわせて確認しておきましょう。
⑦ストレーナーにゴミが溜まっている
長く利用していると、ストレーナーにゴミが溜まってしまい、それが原因でエラーコードが出てしまうこともあります。
ストレーナーの清掃自体はそこまで難しくないので、説明書の手順を見ながらやってみましょう。
⑧エコキュート本体の経年劣化
エラーコードの内容によっては、本体が経年劣化しているため発生する場合もあります。
本体が年数が相当数経過している場合は、部品等の修理を行っても付け焼き刃になってしまうため、できるだけ買い替えを検討しましょう。
なお、ここまでのお湯が出ない場合の原因や対処法について概略を解説してきましたが、詳しくは以下の記事でも紹介しているのであわせてご覧ください。
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お湯を沸かすことができない
エラーコードには、お湯がわかせないことで発生するものもあります。
お湯がわかせない原因はいくつかありますが、その中でも多いのがエコキュートの本体、
もしくはヒートポンプユニットの水漏れです。
水漏れは、状況によって修理金額等も異なるので、早めに業者に相談することをおすすめします。
お湯がわかせないことのほかにも、すぐにお湯がなくなるようになったり、光熱費が跳ね上がったりしたような場合は、水漏れの可能性が高いので要注意です。
エコキュートからの水漏れについては、以下の記事で詳しく解説してますので、あわせてご覧ください。
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お湯が浴槽からあふれてしまう
お湯が浴槽からあふれてしまうような場合は、フィルターや配管にゴミが溜まっている可能性が高いです。
フィルター清掃や配管洗浄を実施することによって解消できる場合もあるので、お湯が溢れている場合は清掃作業をしてみると良いでしょう。
なお、配管洗浄については以下の記事で詳しく解説しているので、あわせてご覧ください。
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給湯温度が上がらない
外の気温が著しく低いと水温も同じように低くなっていくので、なかなか給湯温度が上がらずに、場合によってはエラーコードが発生する場合があります。
一時的に設定温度をあげると、改善されるケースもあるので、外の気温が通常よりも低い場合は実施してみると良いでしょう。
しかし、それ以外の原因で給湯温度が上がらないとなると、エコキュートにとって非常に重要な燃焼系の部品が故障している可能性もあるので、早めに業者に相談するようにしましょう。
追い焚きができない
追い焚きができない原因として考えられるのは以下のケースです。
①浴槽のお湯の量が少ない
追い焚きは、浴槽の古いお湯を給湯器側に取り込み温め直す方式なので、取り込むお湯の量が少ないと空焚きとなるため、自動停止する仕組みになっています。
なので、お湯の量が少ない場合は一定量足してから追い焚きするようにしましょう。
②循環口にゴミが詰まっている
お湯を循環口にゴミが詰まっていると、スムーズにお湯が循環しなくなるのでエラーになることがあるので、循環口は定期的に清掃するようにしましょう。
③部品の故障
浴槽のお湯の量をはかるセンサーなど、電気系統の部品が故障すると追い焚きができなくなる場合があります。
その他検知機能に異常が発生している
上記で紹介した内容以外でも、検知機能を持ったさまざまな部品がエコキュートには搭載されており、故障するといろんなケースのエラーが発生します。
エラー内容は部品によって異なるので、後述する表を参考にしながら実施してみてください。
ダイキンエコキュートの基本的なエラー解除方法
ここでは、ダイキンのエコキュートでエラーが発生した場合にまずやってみるべき基本的なエラー解除の方法を紹介します。
あくまでも基本的な操作なので、試してみても解除できない場合はエラーコードごとの対応を実施するようにしましょう。
STEP1.リモコンでエラー解除を実施してみる
- 「決定」ボタンを押す。
- エラーコードが消えない場合はSTEP2へ
STEP2.エコキュート本体でエラー解除を実施してみる
- エコキュート本体についていてる漏電遮断器の電源を切り、数分待つ。
- 数分経ったら再度電源を入れる。その後エラーコードが消えない、またはすぐに再発してしまう場合はSTEP3へ
STEP3.それでも解決しない場合はコールセンターに問い合わせる
リセット処理をしてもエラーコードが消えない場合は、ダイキンのコールセンターに問い合わせしましょう。
なお、電話口で使用している機種や、何年使用しているか質問される可能性が高いので、電話をする前に本体の保証書と説明書を準備しておくと良いでしょう。
STEP4.金額が高くなる場合は業者に依頼するのも一つの手段
エラーコードの内容によっては、多額の修理費用が発生するケースがあります。
どうしてもメーカー直属の修理を依頼すると金額が高くなる傾向にあるので、気になる方は修理業者に依頼するのも一つの手段です。※手順については後述します。
ただ、メーカー修理は対応スピードや商品に対する知識が高いことがメリットになるので、修理先を選ぶ時には、自分が何を重視するかで判断すると良いでしょう。
修理業者を選ぶ手順
ここでは修理業社を選ぶ手順を解説します。
いろんな修理業者の中から自分に合った業者を選ぶためにも、内容をしっかりとおさえておきましょう。
2〜3社で相見積りを依頼する
業者を選ぶときは1社に絞らず、複数の業者で見積りをとりましょう。
複数の業者を見比べることによって、金額の相場やサービスの比較ができるので、より良い業者に巡り会える確率が高くなります。
いろんな要素で比較検討する
見積りと言うとどうしても金額を重視しがちですが、金額の他にも電話や訪問時の対応、アフターフォロー体制などもしっかり見ておきましょう。
場合によっては値引き交渉も実施する
金額の相場がわかると、気になっている業者に値引き交渉することも可能です。
ただ、相見積りをしている旨を告げるのはOKですが、具体的な業者名などを出すと信義則に反する可能性もあるので控えましょう。
最終的に依頼する業者に依頼する
最終的には、金額、対応、保証体制などさまざまな要素で比較して、依頼する業者を決定します。
判断する際には、自分が何を重視しているのかを明確にしておくと良いでしょう。
ダイキンエコキュートのエラーコード別の対処方法
ここでは、ダイキンエコキュートのエラーコード各種を紹介し、それぞれの原因と対応方法について解説します。
中身が難しそうだったり、身体に危険が及ぼすようなときは自分での対処を中断し、エコキュート専門の業者に依頼するようにしましょう。
エラーコード | 原因内容 | 対処方法 |
---|---|---|
C15 | 貯湯タンクが故障している可能性あり お湯の温度が異常に高くなっている可能性あり | 場合によっては火傷する恐れがあるので、早めに業者に連絡して点検修理を行いましょう。 |
C16 | 貯湯タンクが故障している可能性あり お湯の温度が異常に高くなっている可能性あり | 場合によっては火傷する恐れがあるので、早めに業者に連絡して点検修理を行いましょう。 |
C30 | 温度サーミスタの異常検知 | ①エコキュートの本体側についている漏電ブレーカーを切り、1分ほど時間を置いてみる。 ②時間が経過したら再度電源をつける。 ③リモコンをみて復旧しているかどうかを確認する。 |
C45 | 沸き上げポンプ異常検知 配管が凍結している 断水が実施されている 大元の止水栓が閉められている | ①エコキュートの本体側についている漏電ブレーカーを切り、1分ほど時間を置いてみる。 ②時間が経過したら再度電源をつける。 ③リモコンをみて復旧しているかどうかを確認する。配管の凍結→自然解凍後、上記のリセット方法を行う 止水栓が閉まっている→再度止水栓を開ける 断水→断水が終了するまで待ち、断水後に上記のリセット処理を行う。 いずれも試して復旧しない場合は業者に連絡して修理対応を実施しましょう。 |
C52 | 追い焚きができない 配管が凍結している 断水が実施されている 大元の止水栓が閉められている | ①エコキュートの本体側についている漏電ブレーカーを切り、1分ほど時間を置いてみる。 ②時間が経過したら再度電源をつける。 ③リモコンをみて復旧しているかどうかを確認する。配管の凍結→自然解凍後、上記のリセット方法を行う 止水栓が閉まっている→再度止水栓を開ける 断水→断水が終了するまで待ち、断水後に上記のリセット処理を行う。 いずれも試して復旧しない場合は業者に連絡して修理対応を実施しましょう。 |
C55 | 貯湯タンクの故障 配管が凍結している 断水が実施されている 大元の止水栓が閉められている | ①エコキュートの本体側についている漏電ブレーカーを切り、1分ほど時間を置いてみる。 ②時間が経過したら再度電源をつける。 ③リモコンをみて復旧しているかどうかを確認する。配管の凍結→自然解凍後、上記のリセット方法を行う 止水栓が閉まっている→再度止水栓を開ける 断水→断水が終了するまで待ち、断水後に上記のリセット処理を行う。 いずれも試して復旧しない場合は業者に連絡して修理対応を実施しましょう。 |
C72 | 水の流れを制御し、温水と冷水の混ぜ合わせを調整する 沸き上げ三方弁が故障している可能性あり | ①エコキュートの本体側についている漏電ブレーカーを切り、1分ほど時間を置いてみる。 ②時間が経過したら再度電源をつける。 ③リモコンをみて復旧しているかどうかを確認する。上記の処理を行っても解消されない場合は、業者に連絡して修理対応を実施しましょう。 |
C74 | 熱交換循環ポンプの異常 | ①エコキュートの本体側についている漏電ブレーカーを切り、1分ほど時間を置いてみる。 ②時間が経過したら再度電源をつける。 ③リモコンをみて復旧しているかどうかを確認する。上記の処理を行っても解消されない場合は、業者に連絡して修理対応を実施しましょう。 |
C76 | リモコンの通信状況に不具合が発生している可能性があります。 | ①エコキュートの本体側についている漏電ブレーカーを切り、1分ほど時間を置いてみる。 ②時間が経過したら再度電源をつける。 ③リモコンをみて復旧しているかどうかを確認する。 上記の処理を行っても解消されない場合は、業者に連絡して修理対応を実施しましょう。 |
C77 | 水温サーミスタの異常 | ①エコキュートの本体側についている漏電ブレーカーを切り、1分ほど時間を置いてみる。 ②時間が経過したら再度電源をつける。 ③リモコンをみて復旧しているかどうかを確認する。 上記の処理を行っても解消されない場合は、業者に連絡して修理対応を実施しましょう。 |
C79 | ふろ循環ポンプ異常 | ①エコキュートの本体側についている漏電ブレーカーを切り、1分ほど時間を置いてみる。 ②時間が経過したら再度電源をつける。 ③リモコンをみて復旧しているかどうかを確認する。上記の処理を行っても解消されない場合は、業者に連絡して修理対応を実施しましょう。 |
C80 | お湯の循環エラー 配管が凍結している 断水が実施されている 大元の止水栓が閉められている | ①エコキュートの本体側についている漏電ブレーカーを切り、1分ほど時間を置いてみる。 ②時間が経過したら再度電源をつける。 ③リモコンをみて復旧しているかどうかを確認する。配管の凍結→自然解凍後、上記のリセット方法を行う 止水栓が閉まっている→再度止水栓を開ける 断水→断水が終了するまで待ち、断水後に上記のリセット処理を行う。 いずれも試して復旧しない場合は業者に連絡して修理対応を実施しましょう。 |
E7 | ヒートポンプユニットの故障 ファンモーターの不具合 →ファンに異物が絡まっていたり、凍結により止まっている場合があります。 | ①エコキュートの本体側についている漏電ブレーカーを切り、1分ほど時間を置いてみる。 ②時間が経過したら再度電源をつける。 ③リモコンをみて復旧しているかどうかを確認する。 ファンモーターに異物が入っている場合、素人で取り除くのは難しいので業者に依頼しましょう。 |
FA | サーミスタやヒートポンプユニット系の部品が故障している可能性あり。 タンクの沸き上げポンプに不具合が発生している 配管が凍結している 断水が実施されている 大元の止水栓が閉められている など、ヒートポンプユニットの圧力が上昇しすぎて停止した可能性が考えられます。 | ①エコキュートの本体側についている漏電ブレーカーを切り、1分ほど時間を置いてみる。 ②時間が経過したら再度電源をつける。 ③リモコンに「FA」が消えているかどうかを確認する上記の処理を行っても解消されない場合は、業者に連絡して修理対応を実施しましょう。 配管の凍結→自然解凍後、上記のリセット方法を行う 止水栓が閉まっている→再度止水栓を開ける 断水→断水が終了するまで待ち、断水後に上記のリセット処理を行う。 |
F66 | お湯はり電磁弁の不具合 ふろ水位上昇の可能性あり | ①エコキュートの本体側についている漏電ブレーカーを切り、1分ほど時間を置いてみる。 ②時間が経過したら再度電源をつける。 ③リモコンをみて復旧しているかどうかを確認する。 上記の処理を行っても解消されない場合は、業者に連絡して修理対応を実施しましょう。 |
F94 | ふろ水位センサーの故障 | ①エコキュートの本体側についている漏電ブレーカーを切り、1分ほど時間を置いてみる。 ②時間が経過したら再度電源をつける。 ③リモコンをみて復旧しているかどうかを確認する。 上記の処理を行っても解消されない場合は、業者に連絡して修理対応を実施しましょう。 |
HJ | 残湯サーミスタの故障 貯湯タンクの部品の故障 ヒートポンプユニット系の部品の故障 | ①エコキュートの本体側についている漏電ブレーカーを切り、1分ほど時間を置いてみる。 ②時間が経過したら再度電源をつける。 ③リモコンをみて復旧しているかどうかを確認する。 上記の処理を行っても解消されない場合は、業者に連絡して修理対応を実施しましょう。 |
H3 | ヒートポンプ内部の高圧圧力スイッチに不具合が生じている可能性が高いです。 | ①貯湯タンクのブレーカーの電源を落として数十秒待機する。 ②数十秒待機したら再び電源を入れて復旧したかを確認する。 上記の処理を行っても解消されない場合は、業者に連絡して修理対応を実施しましょう。 |
H8 | ヒートポンプユニット系の故障 コンプレッサー本体、もしくはコンプレッサー周りの部品の故障 リアクタの不具合 電源電圧が低下している | ①エコキュートの本体側についている漏電ブレーカーを切り、1分ほど時間を置いてみる。 ②時間が経過したら再度電源をつける。 ③リモコンをみて復旧しているかどうかを確認する。 上記の処理を行っても解消されない場合は、業者に連絡して修理対応を実施しましょう。 |
H9 | 外気サーミスタの異常 | ①エコキュートの本体側についている漏電ブレーカーを切り、1分ほど時間を置いてみる。 ②時間が経過したら再度電源をつける。 ③リモコンをみて復旧しているかどうかを確認する。 上記の処理を行っても解消されない場合は、業者に連絡して修理対応を実施しましょう。 |
H25 | 水流スイッチの故障 | ①エコキュートの本体側についている漏電ブレーカーを切り、1分ほど時間を置いてみる。 ②時間が経過したら再度電源をつける。 ③リモコンをみて復旧しているかどうかを確認する。 上記の処理を行っても解消されない場合は、業者に連絡して修理対応を実施しましょう。 |
H33 | ふろサーミスタの故障 | ①エコキュートの本体側についている漏電ブレーカーを切り、1分ほど時間を置いてみる。 ②時間が経過したら再度電源をつける。 ③リモコンをみて復旧しているかどうかを確認する。 上記の処理を行っても解消されない場合は、業者に連絡して修理対応を実施しましょう。 |
H34 | 給湯サーミスタの故障 | ①エコキュートの本体側についている漏電ブレーカーを切り、1分ほど時間を置いてみる。 ②時間が経過したら再度電源をつける。 ③リモコンをみて復旧しているかどうかを確認する。 上記の処理を行っても解消されない場合は、業者に連絡して修理対応を実施しましょう。 |
H54 | 水の流れを制御し、温水と冷水の混ぜ合わせを調整する沸き上げ三方弁が故障している可能性あり 貯湯タンクの基板が故障している | ①エコキュートの本体側についている漏電ブレーカーを切り、1分ほど時間を置いてみる。 ②時間が経過したら再度電源をつける。 ③リモコンをみて復旧しているかどうかを確認する。 上記の処理を行っても解消されない場合は、業者に連絡して修理対応を実施しましょう。 |
H56 | お湯はり時にお湯と水を混ぜ合わせる役目を持つ湯はり混合弁が故障している可能性あり 貯湯タンクの基板が故障している サーミスタの故障 | ①エコキュートの本体側についている漏電ブレーカーを切り、1分ほど時間を置いてみる。 ②時間が経過したら再度電源をつける。 ③リモコンに「J3」が消えているかどうかを確認する。 上記の処理を行っても解消されない場合は、業者に連絡して修理対応を実施しましょう。 |
H59 | 貯湯タンクが故障している可能性ありお湯の温度が異常に高くなっている可能性あり | 場合によっては火傷する恐れがあるので、早めに業者に連絡して点検修理を行いましょう。 |
H92 | 貯湯タンクが異常な高温を発している可能性があります。 | 内部の基板やサーミスタが故障している可能性があるので、点検修理を依頼しましょう。 |
J3 | ヒートポンプユニットの関連で異常が発生している。 サーミスタが故障している可能性あり | ①エコキュートの本体側についている漏電ブレーカーを切り、5〜6分ほど時間を置いてみる。 ②時間が経過したら再度電源をつける。 ③リモコンに「J3」が消えているかどうかを確認する。 上記の処理を行っても解消されない場合は、業者に連絡して修理対応を実施しましょう。 |
L5 | 過剰な電流が流れて、ヒートポンプユニット系の部品やコンプレッサーが故障している可能性があります。 | ①エコキュートの本体側についている漏電ブレーカーを切り、1分ほど時間を置いてみる。 ②時間が経過したら再度電源をつける。 ③リモコンをみて復旧しているかどうかを確認する。 上記の処理を行っても解消されない場合は、業者に連絡して修理対応を実施しましょう。 |
U4、U2 | 貯湯タンクの基板が故障しているヒートポンプ系統の基板が故障している雨が強い | ①エコキュートの本体側についている漏電ブレーカーを切り、1分ほど時間を置いてみる。 ②時間が経過したら再度電源をつける。 ③リモコンをみて復旧しているかどうかを確認する。 上記の処理を行っても解消されない場合は、業者に連絡して修理対応を実施しましょう。 雨が強いとエラーが解消されないこともあるので、雨が弱まってから再度処理を実施するのも一つの手段です。 |
U51 | お湯はりに時間がかかっている 配管が凍結している 断水が実施されている 大元の止水栓が閉められている | ①エコキュートの本体側についている漏電ブレーカーを切り、1分ほど時間を置いてみる。 ②時間が経過したら再度電源をつける。 ③リモコンに「FA」が消えているかどうかを確認する。 上記の処理を行っても解消されない場合は、業者に連絡して修理対応を実施しましょう。 配管の凍結→自然解凍後、上記のリセット方法を行う 止水栓が閉まっている→再度止水栓を開ける 断水→断水が終了するまで待ち、断水後に上記のリセット処理を行う。 |
まとめ
ダイキンエコキュートでエラーコードが出る原因は複数考えられる
エラーはコードごとに対処方法が異なる
素人で解決できない場合は早めに業者に相談する
エラーコードは長年エコキュートを使っていればほぼ必ず出現しますので、エラーコードが出ても焦らず、落ち着いて対処しましょう。